義妹になったのはおむつっ娘――?!

1年前、父さんが再婚した。子持ち同士、2度目の結婚だ。
そして、このかが俺の義妹になった。

ただ、このかにはコンプレックスがあった。体質の関係でおむつが手放せないのだ。
「これから、ずっと迷惑かけちゃうかもしれないから……」
一緒に住むようになって間もない頃、涙ながらにその悩みを打ち明けられた俺は、それを受け入れた。その時の笑顔は今でも覚えている。
この日を境に、俺たちは本当の兄妹になれた気がした。

……気がした、というのは、つまり、俺の問題じゃなくて、このかの方だ。
打ち解けたのはいいが、彼女が俺に向ける感情は、兄妹とはちょっと……いや、かなり違っていた。

小っちゃい子どもならさておき、この年齢にもなって、俺におむつを替えてくれ?よく寝れるから一緒に寝る?ことあるごとに抱き着いてくるし、スキンシップが多すぎる!
要するにこの義妹、距離感がバグってるのだ!
おまけに始末が悪いことに、このかは可愛すぎた。こんな義妹に迫られて嬉しくない兄なんていない。
せめて理性を保っている俺を褒めてやって欲しい。

ところが、そう思っているのは俺だけのようで……。

完全主観カメラによる、ロリっ娘妹とのほのぼの(?)日常系おむつドラマ。