婦人科検診や肛門診察、泌尿器の検査や浣腸等、患者に羞恥心を与える医療行為に感応される方たちに向けて、「本邦唯一の医療マニア誌」として昭和61年に創刊された名著『カルテ通信』。平成19年から撮り下ろし映像を付録DVDに収録した同シリーズを、テーマごとに再編したコンピレーション映像集です。
今作は、〈特選「医療ドラマ」パック〉と題して、2本の名作医療ドラマを収録。
「家庭での浣腸」 (カルテ通信vol.60収録)
便秘に苦しむ青葉は、その悩みを母に打ち明ける。しかし母によるイチジク浣腸はあまり効果がなく、便通は改善されなかった。午後になり、原因不明の腹痛が青葉を襲う。ただごとではないと判断した母は、かかりつけの杉田医院に往診依頼の電話をかけた。訪れた杉田医師は診察をすませると、「GE150」とナースに告げるのだった。
「夜尿症の少女・尿流量検査と原因究明」 (カルテ通信vol.62収録)
ある日突然、夜尿症を再発させてしまったあやな。突発的なものだろうと母娘ともに軽視していたその症状は、3日連続してとまることなく、夜尿症外来のある近所のかかりつけ医へと通うことになる。しかし診察後も夜尿症は治らず、医師は思春期の少女にとって過酷とも言える「尿流量検査」の実施をあやなに告げるのだった。