婦人科検診や肛門診察、泌尿器の検査や浣腸等、患者に羞恥心を与える医療行為に感応される方たちに向けて、「本邦唯一の医療マニア誌」として昭和61年に創刊された名著『カルテ通信』。平成19年から撮り下ろし映像を付録DVDに収録した同シリーズを、テーマごとに再編したコンピレーション映像集です。
今作は、〈特選「医療ドラマ」パック〉と題して、2本の名作医療ドラマを収録。
「小児婦人科患者の憂鬱」 (カルテ通信vol.61収録)
処女膜閉鎖症で緊急手術を受けたあんず。まだ幼い彼女は性の喜びを知らずして処女膜に傷がつけられ、入院中は教授回診や研修医の練習台として、心まで消すことのできない傷を植えつけられていく……そして退院後、経過観察のため来院した彼女に、内診台での診察という、羞恥と屈辱の診察が待ち受けていた。
「女子医大付属病院にて。」 (カルテ通信vol.63収録)
三和女子医大付属病院に受診した奈美は、待合室で中学時代の同級生・鈴木とばったり出会う。訊けば、彼はこの病院に入院しているという。お互い人に言えない部位の病気であるため言葉を濁すまま、奈美は診察室へ。そして鈴木は入院部屋へ……女子医大生の研修医も交えた羞恥と屈辱の診察が、二人それぞれに開始される。