24才のOL・洋子は、取引先の中年男・大森と不倫関係にあった。今朝もそそくさと帰り支度をする大森に、洋子は不機嫌を隠せない。その朝、不機嫌の種はもう一つあった。母親がまた強引に見合いの段取りをしたのだ。しょうがなく見合いに行こうとして、ハイヒールのかかとを折ってしまう。近くの靴屋に赴き、修理を頼んだ。靴屋の主人は丁寧な物腰の身なりのよい男だった。洋子は主人に勧められるまま、靴を試してみる。修理を終えると主人も色々と靴を勧め、二人の間に会話が弾む。しかし洋子は、男の視線が自分の脚に注がれていることには気づかなかった…